中将姫ご縁日 練供養会式

日程 : 4月14日

中将姫さまは、宝亀6年3月14日、二十五菩薩のお迎えを受け、現身のまま、阿弥陀如来さまの極楽浄土へ迎えられました。その故事に因んで行われるのが「聖衆来迎練供養会式」です。
境内に来迎橋がかけられ、観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、阿弥陀さまの待つ極楽へ導いていく様子を再現します。
(雨天の場合は、来迎橋ではなく、曼荼羅堂の周囲を行道します。)

場所當麻寺境内
時間午後4時~
ご案内・練供養は當麻寺境内からの自由拝観です。
 シートなどでの場所確保はご遠慮ください。
・脚立の使用は禁止となっています。
  • 肌着祈祷 午前10時~午後3時

    中将姫さまの誓願により、安楽往生、心身健全、特に、下の病、婦人病などの予防、平癒、苦痛の軽減を、導き観音さまに祈願する慣習で、参拝者は、自分の肌着を持参し、中之坊にて導き観音宝印を受けます。さらに、中之坊本堂の導き観音ご宝前で、祈祷を受けるのが本儀です。

    場所中之坊 中将姫剃髪堂
    受付中之坊  (MAP
    御供お一人五千円。(宝印のみの場合は一枚につき三百円。)
    時間午前10時~午後3時
    備考各自で肌着をご持参ください。供物台に乗せられる3枚まででお願いします。
  • 當麻曼荼羅絵解き 午後1時~

    伝統の節回しによる拝礼式「當麻曼荼羅絵解き」の法話があります。
    絵天井の美しい中之坊の写佛道場にて。

    場所中之坊 写佛道場
    受付中之坊にて当日券をお求めください。(予約不可) (MAP
    拝観料中之坊拝観料(大人500円/小学生250円)のほか400円
    時間午後1時~
    参照當麻曼荼羅絵解き
  • 中将姫特別展  午前9時~午後5時

    中将姫の真筆と伝わる奈良時代の経巻『称讃浄土佛摂受経』が霊宝殿にて特別公開されます。
    また、中将姫さまの最古の肖像画『中将姫廿九才ご真影』(奈良県有形文化財/鎌倉時代)や、當麻曼荼羅の山内最古の写本『絹本著色當麻曼荼羅』(鎌倉時代)、中将姫さまの信条を後西院皇女・宗栄女王が書いた『中将姫山居語』など、中将姫ゆかりの宝物(ほうもつ)が一堂に特別公開されます。

    場所中之坊 霊宝殿
    受付中之坊  (MAP
    拝観料通常通りの中之坊拝観料(大人500円/小学生250円)
    時間午前9時~午後5時
    参照春季特別展『中将姫展』
  • 裏板曼荼羅ご開帳 午前9時~午後2時

    曼荼羅厨子(国宝)の裏扉が開扉され、秘仏の裏板曼荼羅がご開帳されます。 厨子内部の板面に綴織當麻曼荼羅(国宝・奈良時代)の残影が遺っています。
    そのほか、平安時代の板光背や板曼荼羅(ともに重要文化財)なども特別公開されます。

    場所曼荼羅堂
    受付曼荼羅堂(本堂)  (MAP
    拝観料大人600円/小学生300円
    時間午前9時~午後2時30分および練供養会式終了後30分間
    参照裏板曼荼羅ご開帳