● 拝観時間:9時~17時
● 拝観料:大人1000円・小学生500円(1/1-1/6は変更があります)
(変更のある場合は「お知らせ」ページにて告知がありますのでご確認ください。)
● その他:本堂(曼荼羅堂)にて伽藍三堂の受付 (※ 団体申し込み・お問い合わせは中之坊へ)
お堂の内陣(ないじん)は天平時代の様式をそのまま残し、そのお堂を取り込む形で永暦年間(平安の末)に外陣(げじん)等が拡張されました。
ご本尊として當麻曼荼羅が巨大な厨子(国宝・天平時代)の中に収められ、源頼朝寄進の須弥壇(国宝・鎌倉時代)上に安置されています。その他、十一面観音立像(弘仁時代)、来迎阿弥陀如来立像(県文)、弘法大師三尊張壁、役行者三尊坐像、中将姫坐像などが拝観できます。
當麻寺の本来のご本尊・弥勒さまをお祀りするお堂。荘厳な白鳳仏を拝観できます。
弥勒仏坐像(国宝・白鳳時代)は日本最古の塑像(そぞう)。周囲を守護する四天王のうち、持国天立像、増長天立像、広目天立像の3体は、日本最古の乾漆像。多聞天は鎌倉時代の木像。いずれも袂の長い隋以前の様式を伝えており、西域の武人を思わせる凛々しいお姿をされています。
お堂は鎌倉時代の再建。
金堂に次いで建立されたお堂ですが、平安時代末に焼失し、鎌倉時代に再建されました。
主尊の阿弥陀如来坐像(重文)は藤原時代の丈六仏で、定朝様式を伝える美しい像です。脇には、珍しい妙幢菩薩立像(弘仁時代・重文)や、伝阿弥陀如来坐像(藤原時代・重文)、地蔵菩薩(藤原・重文)など、平安時代-鎌倉時代の仏像群がお祀りされています。